それは、【読書】だ。
読書は良い。最高の趣味であり、息抜きになる。
なんなら、読んでいるだけで、ちょっとカッコよく見えるのも良い。
「国語」という教科の点数をアップするために読書を薦めるのかな?と思われがちだが、今回は少し違う視点から。(ちなみに、入試までに数冊本を読んだくらいでは、読解力は身に付かない。プロに指導を仰ごう。)
有名な作家、林真理子さんが以前コラムで以下のような話をしていた。彼女は、最近の子どもたちや若い人の活字離れに対して、「深刻を通り越して絶望的」と感じられているようだ。そんなとき、この話をするんだとか。
(以下、文章からの抜粋)
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若い人は一人でいることを恐れ,もっぱらスマホで『つながり』を求めているようです。
本をいっぱい読んだからといって,立派な大人になるとは限りません。
でも、本を読むと,大人になったときに、一人でいることを恐れずにすむ人間になれます。
読書の習慣があれば,一人でもカッコよく見えるし,退屈もしませんよ。
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勉強をせずに、ついつい永遠とLINEをしたりTikTokをみたり、スマホが手放せないお子さんも多いことだろう。
スマホは「中学校」という、狭い世界の中で、誰かとつながって、なんとか心のバランスをとって生きていくために子どもたちが見つけた、「安心材料」なのかもしれない。
なるほど…。
では、スマホは容認すべき?
いいえ。
ここで最も大事なのは、
「子どもも色々あるんだな」ということ。
そして、それを親が知っていてくれることが、子どもにとってものすごく心強いということだ。
受験生活、これから益々、精神的に不安定になりやすくなっていく。
そんなとき、一言かけてあげて欲しい。
「そうよね、子どもも色々あるよね。」
その上で、
心に嘘をつきながら、自分の気持ちを押し殺してまで、「他人とのつながり」を重要視する必要はないということを教えてあげてほしい。
世界は、こんなにも広い。
面白いことは、他に山ほどある。
こころを支え、視野を広げ、世界を広げる。
「他人」ばかり気にせず、「自分」向き合うことができる。こんな経験を、あまりお金をかけずにすぐにできるのが、「読書」である。
読書の楽しさを知っている人間は、強い。
そして、なんかかっこいい。
読書って、結構いいもんだ。
本屋さんでもいい、図書館でもいい
小説でも、漫画でも、絵本でもいい
親子で面白そうな、没頭できそうな一冊をぜひ探しに行ってほしい。
(ポイントは、「親子で」)
長い受験生活のなかで、そのような息抜きは是非大切にしてほしいものだ。
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