賢い子の親、または家族には共通点がある。
それは何か。

答えは簡単。


彼らは皆、圧倒的に「聞き上手」なのである。
(※以下、親または家族を、彼らとする。)

彼らは子どもが話すとき、圧倒的に興味を持つ。
ただもつだけではない。「圧倒的に」だ。

そして、もうひとつ。
彼らは子どもとの会話の中で、子どもが考える「余白」を残すのである。


このときの必殺技が【5W1H】だ。

【5W1H】とは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」の英単語の頭文字をとった言葉。

会話の中で、相手の会話に踏み込むときによく使う言葉である。

これは一種の「意思表示」ともいえる。
「あなたの話に興味がある」
「もっと知りたい、教えて欲しい」

相手に、「自分の話したいこと」に対して興味を持たれると、話したくなるのが人間だ。

その回数や、経験が増えれば増えるほど、話し手は「もっと上手く伝えたい」「どうしたら、相手が興味を持つようになるだろうか」と工夫し始める。

それが、語順や、文法を意識し、バラバラの情報を整理して伝える「論理的思考力」に繋がっていく。頭をフル回転させて、会話をしようとし出す。

親子の会話は「単語」で終わっていないだろうか。


質問しても
「分からん。」「知らん。」「うるさい。」
「へー。」「で。」「ふつう。」「べつに。」「興味ない。」「意味わからん。」

そもそも、生活のこと、学校、会社のこと、趣味、友達のこと、互いに興味を持って知ろうとしているだろうか。

【日常生活が、その人間をつくる。】

さあ、日常の会話を通して子どもに「考えさせる」ような、聞き上手になろう。

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