(前回の続き)

一方、2分間でいくつ単語を調べることができるかという実験で、

スマホの場合、

前頭前野の動きは、なんと

「何もしていないときと同じ」だった!

つまり、なーんにも動いていないのだ。

この状態が、常に続き、前頭前野が退化すると、集中力、思考、判断力、意欲、創造性の低下、情緒不安定、人格の荒廃などが現れる。

恐ろしい…恐ろしすぎる…大事な我が子が知らず知らずのうちに悪影響を受けているなんて…もしかしたら、自分も…?

さらに、調べた単語の意味を思い出せるか抜き打ちテストしてみた。紙の辞書で調べた単語5つのうち2つ思い出せたのに対し、スマホで調べた6つの単語は、ひとつも思い出せなかった。

この現象は「Google効果」や「デジタル健忘症」とも呼ばれている。

スマホで検索した情報は、「覚えることができない」というより、そもそも「覚える必要がない情報」と私たちの脳は捉えるのだ。

「忘れたら、また調べればいいや!」

脳が最初から記憶することを放棄する。

 

そもそも、人間が楽をするためにできたのが機械だ。「脳に負荷をかけない」「考えさせない」ことは、有能な機械の証しだとも言える。

 

「スマホで調べることのほうが、効率がよい」

本当にそれでいいのだろうか。

私たちにとって、本当に情報が必要になるのはどんなときだろうか。

たとえば、災害時。

自分で考えて行動する必要が出てくる。記憶を、スマホ頼みにしている人間が、スマホが手元にないときに、生き残れるのだろうか。

【何のために、勉強するのか】

考える練習をしているのか、改めて、家庭でも話す機会を設けるのも良いかもしれない。

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