USJを経営危機から救いV字回復させた森岡剛(もりおか つよし)氏と、東進衛星予備校講師の林修氏の対談で興味深い話があった。
【数学には定数と変数がある】
定数は「変化できない数値」
変数は「変化する数値」のことだ。
これ実は、世の中のことを言っているのだ。
世の中は、
「変化できない数値(定数)」=「自分の力ではどうしようもないこと」
「変化する数値(変数)」=「自分の力でどうにかしなくてはならないこと」
の二種類に分けられる。
数学をやってこなかった人は、「自分の力ではどうしようもないこと」に時間と労力もかけてしまう。
そのため「自分の力でどうにかしなくてはならないこと」に時間も、集中力も注ぐ体力も残らない。
ここの「定数と変数を見極める」ための練習が数学なのだ。
要領がよくない人を客観的に見ると
「どうしようもないところ」つまり、定数に取り組んで努力している人が多い。
と、お二人は対談で述べてられていた。
さて皆さん
今やっていることは1人の力で何とかなるのか?
それは、定数なのか?変数なのか?
自分に問うてほしい。
【自分の時間も労力も限られている】
この判断を、感情ではなく、論理的に紐解くアプローチをする練習が「数学」だ。
その努力は、果たして自分の弱点を強化することに確実につながっているのか?
ただ、他の教科に取り組むより気持ちよくて、楽だからやっているだけではないか?
意味はあるのか?価値はあるのか?成長につながるのか?
今時間を割くべきなのは、そこか?
体力にも、時間にも、限りがある。
勉強をするとき、ぜひ自分に問うて欲しい。
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